【藝大アーツイン丸の内とは】
国立大学法人東京藝術大学と三菱地所株式会社がともに開催する、今年で18回目を迎えるイベント。東京藝術大学で研鑽を積んだ将来の飛躍が期待される若手芸術家に「三菱地所賞」を授与。
丸の内の象徴である丸ビルを会場に、受賞者を紹介・表彰するプログラムとして、展覧会と記念リサイタルを開催します。
丸の内ならではの“芸術の秋”を存分に味わってみませんか?
【開催概要】
<日時>2024年9月30日(月)~10月6日(日)
<場所>丸ビル1階マルキューブ(美術展示)、3階回廊(美術展示)、7階丸ビルホール(リサイタル)
<入場>無料
<主催>三菱地所株式会社、東京藝術大学
<後援>TOKYO MX
01. 主催者メッセージ
中島 篤(三菱地所株式会社 執行役社長)
三菱地所は、まちづくりを通じて社会に貢献することを会社の基本使命に据え、全社員が一丸となってまちづくりに取り組んでいます。
2022年に東京藝大と「包括連携協定」を締結し、アートが持つ力を介して個々のクリエイティビティを高め、新しい産業の創出を促進し、国内外の社会課題の解決に寄与するという理念を共有して、産学連携の取り組みを強化しています。
「藝大アーツイン丸の内」を通じて、若手アーティストが放つ力とエリアの就業者とのコラボレーションにより、丸の内の多様性を深め、新たな価値を創出し、一層魅力あるまちづくりを目指して参ります。
日比野 克彦(東京藝術大学長)
人間は、いろいろなものと繋がって生きています。いわゆるアトリエだけがあればアートが生まれるのではなく、建物、建物が建っている地域、地域の歴史、その地域で働く人々など、あらゆるものの関係性の中からアートは生まれていきます。藝大アーツイン丸の内では、社会が包括するものすべてを意識し、アートにメッセージを乗せて、丸の内から世界へ発信していくことができると考えています。アートは「専門性の高いもの」「日常生活にはあまり関係のないもの」と思われがちで、一般的にも「アートが苦手」という言い方になってしまうことがありますが、アートはスキルでもやり方でもなく、感動できる現象的なものです。アートはすべての人たち、すべての領域を繋ぐことができます。そのようなメッセージを、企業や地域との連携を通して発信していくことで、人々の固定観念や先入観を大きく転換していくことが重要だと考えています。
02. 会期中のコンテンツ
【三菱地所賞受賞セレモニー】
<場所>丸ビル1階マルキューブ
<スケジュール(予定)>
・セレモニー演奏(演奏者:東京藝術大学)
・主催者挨拶(東京藝術大学長 日比野 克彦、三菱地所株式会社 執行役社長 中島 篤)
・三菱地所賞 授与式
・フォトセッション
【三菱地所賞 美術部門 受賞記念展示】
美術部門受賞者の作品展示を行います。東京藝術大学の中でも特に将来の飛躍が期待される、若手芸術家たちに8名による様々な分野の作品を余すところなくお楽しみいただけます。
<日時>9月30日(月)~10月6日(日)11:00~20:00
<場所>丸ビル1階マルキューブ・3階回廊(入場無料)
*9月30日(月)はオープニングセレモニー終了まで、一部展示作品の鑑賞がしにくい可能性がございます。
【三菱地所賞 音楽部門 受賞記念リサイタル】
器楽、声楽、邦楽など6名の受賞者によるコンサートを、3日間にわたり入場無料でお楽しみいただけます。
*本公演は【入場無料・全席自由】です。開演60分前にホール入口で入場整理券を配布します。
*就学前のお子さまの同伴・入場はできませんのでご了承ください。
<場所>丸ビル7階丸ビルホール(入場無料・全席自由)
<アーティスト/公演日時>
- 島多 璃音(ピアノ)
- 10月4日(金)19:00~20:30
- 川本 伶美(オーボエ)
- 10月5日(土)13:30~15:00
- 寺島 弘城(テノール)
西田 幸里海(ソプラノ) - 10月5日(土)18:30~20:00
- 落合 真子(ヴァイオリン)
- 10月6日(日)13:30~15:00
- 岩本 留理子(長唄)
- 10月6日(日)18:30~20:00
03. 三菱地所賞受賞者【美術部門】
鹿内 日向子(日本画)
内野琳央(油画)
柴田 真央(彫刻)
久保 夏希(工芸)
太田 魁(デザイン)
白 家明(建築)
尾形 凌(先端芸術表現)
橋本 愛末明(アニメーション)
04. 三菱地所賞受賞者【音楽部門】
島多 璃音(ピアノ)
川本 伶美(オーボエ)
寺島 弘城(テノール)
西田 幸里海(ソプラノ)
落合 真子(ヴァイオリン)
岩本 留理子(長唄)