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大丸有の過ごしかた

丸の内エリアから
世界へ、未来へ
街中でアートを
見る、学ぶ、楽しむ!

アートとビジネスは丸の内エリアを元気にする両輪です。丸の内仲通りを中心に屋外に設置されている「丸の内ストリートギャラリー」の作品を眺めてみると、それぞれ異なる魅力を発しています。2024年秋まで休館中の三菱一号館美術館など美術館やギャラリーもたくさん。また若手アーティスト、クリエイターを応援する「YAU」「Art Award Tokyo Marunouchi」「藝大アーツイン丸の内」といったアートイベントも行われています。丸の内エリアは、知的好奇心をも満たしてくれるまちなのです。
01
進化する「丸の内ストリートギャラリー」

美術館を巡るようにまちを歩く

H&P.シャギャーン/Matching Thoughts/2022年
まちの景色としておなじみの「丸の内ストリートギャラリー」は、近代彫刻の巨匠や世界で活躍する現代アーティストの作品を展示する、仲通りを中心にまち全体が美術館になったようなプロジェクトです。1972年にスタートし、数年ごとに作品の入れ替えを行いながら、まちに彩りを与え続けています。50周年となった2022年には、舟越桂、中谷ミチコ、H&P.シャギャーン、名和晃平、松尾高弘といった有名現代アーティストによる新作も登場。現在は、19点の作品が展示されています。
  • 舟越桂/私は街を飛ぶ/2022年
  • 三沢厚彦/Animal 2017-01-B2/2017-2019年
  • 草間彌生/われは南瓜/2013年
02
ゆっくりと時間を忘れて過ごす

美術館を巡り、名建築を眺める

辰野金吾の手による東京駅舎を筆頭に丸の内エリアには、明治から昭和初期の名建築の歴史を受け継ぐ建物がたくさんあります。鹿鳴館などを手掛けた名建築家ジョサイア・コンドルの設計で1894年に造られ、改修を経てオープンしたのが現在の三菱一号館美術館(2024年まで休館中)。出光美術館や静嘉堂文庫美術館は、建築としても魅力的です。日本工業倶楽部会館や明治生命館も歴史的な建造物。時の流れを感じながら、ゆっくりとまちを散策するのも楽しい時間です。
03
「YAU」がアートとビジネスをつなぐ

丸の内から世界に羽ばたく

現代において、アートとビジネスは密接な関係にあります。大きな可能性を秘めたアーティストやクリエイターとビジネスが結びつくチャンスを生み出すためにスタートしたのが「YAU」(有楽町アートアーバニズム)です。街中で作品の制作過程を公開する「アーティストスタジオ」などの取り組みを通して、アーティストとオフィスワーカーが交流し、刺激を与えあう。丸の内エリアならではのアートイベントから世界や未来に通じる作家、作品が生まれるかもしれません。
04
いきいきと輝く若者を応援

“未来の巨匠”がここから生まれる

毎年夏に丸の内エリアで開催される現代美術の展覧会「Art Award Tokyo Marunouchi」は、若手アーティストの発掘・育成を目的としたアートイベントです。そして秋の風物詩となっているのが丸ビルで開催される「藝大アーツイン丸の内」。〈三菱地所賞〉を受賞した若手芸術家たちのコンサート、展示会には毎年多くの方が訪れています。ビジネスが街を元気にし、アートがまちを豊かに彩る。若手アーティストを応援することで、丸の内というまちはさらに魅力を増していくのです。
  • AATMの様子
  • AATMの様子
  • 藝大アーツイン丸の内の様子
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