日本の夏の風物詩ともいえる扇子。
そんな扇子の名産地として知られるのが京都であり、京都府で生まれる扇子は京扇子と呼ばれています。
平安時代から愛され続ける京扇子の魅力と、sot(ソット)が販売している京扇子をご紹介します。
京都府から滋賀県にかけての限られた地域でのみ生産が行われている京扇子。
「京扇子」という名称は、京都府の扇子団扇商工協同組合だけが使用できるものとなっています。
また、京扇子に限らず、京の都で作られた扇子は、古くから役職の高い人間のみが使うことのできる貴重な道具として用いられてきた過去があります。
上記のような理由から、京扇子は現在も格式の高い様々な儀式でよく見ることができます。
sot(ソット)では、羊革を貼り合わせた京扇子を販売しています。
「皮革を使って日本の伝統的工芸品を作ってみたい」という想いから企画が始まり、府内で百年以上続く、老舗扇子メーカーの「大西常商店」とのコラボレーションによって製作されました。
この京扇子を毎年色を変えて販売しており、扇子が好きな方々に高い評価を頂いています。
紙の扇子にも引けを取らないほどの滑らかな開閉を実現するため、極度まで革を薄く漉いています。
とても柔らかい羊革を扇子に貼り合わせるまでに薄く漉く作業は、確かな技術を持った熟練の職人にかできない難易度の高い作業となります。
扇子の裏面には、シルク生地を合わせて強度を持たせており、永く愛用することのできる仕様にしています。
持ち運びに便利なケースには、耐久性に優れた牛革を採用しています。
仕上げに撥水加工を施しているため、汚れなどがつきにくくなっています。
京都府が誇る伝統的工芸品の京扇子。
その華麗なる扇子の歴史を知れば、より扇子が活躍する季節を楽しめるはず。
気になった方はぜひ店舗にてお試しください。
京扇子のコラム→https://sot-web.com/column/kyoto_fans/
sotのホームページ→https://sot-web.com/