がま口金具のひとつとして、昔から日本人に愛され続けている、押し口金。
その美しい曲線と薄さによるスタイリッシュなイメージは、時代を経ても魅力的といえます。
押し口金は、数あるがま口金具のひとつ。
現在、押し口金の生産量は減少の一途をたどっていますが、昭和初期には子供が使うような小さな財布によく使われた金具として知られています。
そんな押し口金の特徴は、一般的ながま口金具の上部にある“ひねり”と呼ばれる突起部分が一切無いこと。
また、厚みもなく軽量であるため、どんな場所に収めても、かさばらずに気軽に持ち運ぶことができます。
押し口金はとても複雑な構造をしていることから、製作はすべて手作業となります。
さらに製作には、豊富な経験と熟練した技術が必要となるため、国内で活躍されている専門の職人は数えられるほど少なくなっています。
緩やかな曲線のあるデザインは、性別や年齢に関係なく、普遍的な可愛らしさを感じていただけるはず。
スリムな形状はキャッシュレス時代に適しており、スーツやジャケットのポケットに入れても着崩れすることはありません。
戦後、生産数が一気に少なくなり、いまではかなり希少な金具となっている、押し口金。
sot(ソット)の押し口金を使用した製品は、ひとりの熟練した職人がひとつひとつを丁寧に手作業することで生まれています。
ぜひあなたも伝統的な押し口金を使った製品を使ってみませんか?
押し口金を使った製品のコラム⇒https://sot-web.com/column/oshiguchi/
sotのホームページ⇒https://sot-web.com/