“靴の聖地”ノーザンプトン州を拠点に持つシューメーカー、ジョセフ チーニー。1886年の創業以来、伝統的な製法を守り、長く履けるタイムレスな名作を生み出してきました。そんな英国靴を代表する老舗から、2024年の秋冬で新登場となるモデルが到着です。普遍的なデザインを踏襲しながらも素材や色味、ディテールに遊び心も感じるどこか新鮮な英国靴2足を紹介します。
華やかなダブルモンクストラップと、実用性を追い求めたスエード製のサイドゴアブーツ
Joseph cheaney「エドモンド」
1940年代にウィンザー公のために英国で考案されたダブルモンクストラップシューズ。2本のバックル付ストラップが実用性と華やかな遊び心を叶える装飾的なデザインです。本作では、大粒のシボが風合いのある佇まいと堅牢さを叶えるグレインカーフレザーを採用することで、ぐっとタフで精悍な表情に仕上がっています。スーツスタイルやオフィスカジュアルにさりげないアクセントを加えたい方にも、おすすめです。
Joseph cheaney「ゴッドフリー」
1830年代、ロンドンの靴職人がヴィクトリア女王のために作ったブーツを起源とするサイドゴアブーツ。1960年代にはモッズカルチャー周辺のアーティストや若者たちに愛用されたことから“チェルシー(当時アーティストたちが集まっていたロンドンのエリア)ブーツ”なる異名を持ちます。伸縮性のあるマチが履き口の両サイドに配置された実用的なデザインが特徴です。本作は、脱ぎ履きのしやすさのみならず由緒正しき歴史を感じさせる洗練された佇まいも魅力。チョコレートブラウンのスエードレザーが洒脱な足元を演出します。