丸の内商店会おもてなしマイスターとは?
2023年8月3日(木)・4日(金)、丸の内に求められる接客のスタンダードを☆魅せ合う&見せ合う☆場として、「第11回 丸の内接客ロールプレイングコンテスト」が開催されました。
今年度より、当コンテストで上位に入賞された方には「2023年 丸の内商店会おもてなしマイスター(通称:マルスター)」の称号を授与させていただくことになりました。
マルスターとして、丸の内、有楽町、大手町エリアの様々なイベントや活動に参加していただきインフルエンサーとしてPR活動をお手伝いいただきます。
今回は活動の第一弾として、マルスターに選ばれた8名をご紹介♪
皆さんのお勤めの店舗紹介やコンテストの感想、接客などについて語っていただきました。
メンバー紹介
-
廣田 周平さん
丸の内二丁目ビル1F
トゥモローランド 丸の内店-
丸の内店の特徴を教えてください。
”WARM AND INTELLIGENCE , SPECIALITY”精神を大切にし、お客様にとってゲストハウスのような心地良さを感じてもらえるよう心掛けています。
-
自店の好きなところはなんですか?
洗練された内装にバリエーション豊かな商品。そして、そこにお客様とスタッフの人の温もりが常に行き交っているところ。
-
丸の内ならではの接客エピソードについて教えてください。
「あなたに任せるので、短時間の接客かつ完成度の高いオーダースーツを作ってほしい」とご要望をいただきます。(もちろん気持ちの良い対応も大前提で!)
丸の内店にいらっしゃるお客様は、私たち販売員に対して『この場所で働いている以上、プロフェッショナルであってほしい』という期待を持っている方が多いように感じます。その厳しいご要望にお応えできた時は、大きな喜びもありますし、自己の成長にも繋がります。 -
自分が受けた心に残る接客を教えてください。
幼少期にレストランに行った際、最後のデザートが「苦い」と思わずこぼしてしまった自分に、何も言わずにそっと笑顔でもう1品デザートを提供をしてもらったこと。
-
あなたの展望、もしくは丸の内エリアの接客で今後求められると思われることについて、あなたの考えを教えてください。
『お客様が商品を購入するにあたり、納得し満足ができる理由付けをしてくれる接客』
ニーズを満たす商品を提案するだけなら、もはやネットのほうが便利。その無数の商品の中から、お客様の気持ちの先を汲み取り、「本当に欲しかったものはこれだ」と一緒に道筋を立てていくことが求められています。
-
-
石原 桃奈さん
新丸ビル4F
アフタヌーンティー・リビング-
どのようなお店(ブランド)でしょうか?
日常に心地よい刺激をもたらす、生活雑貨を中心とした幅広いアイテムを展開するブランドです。
-
丸の内店の特徴を教えてください。
広々とした店内でゆったりお買物を楽しんでいただけます。
いつでもお客様とスタッフの楽しい会話に溢れるお店です。 -
ロールプレイングコンテストに出場したきっかけはなんですか?
昨年は「自分の接客」を客観視し、強みと弱みを知るため、初めて大会に出場しました。
昨年の優秀賞という結果から一年が経ち、日々の成長を試したい気持ちと、また昨年の自分を越えたいという想いから、今年も挑戦を決めました。 -
自分が受けた心に残る接客を教えてください。
お店を出た後も一日ずっと気分が上がるような楽しい会話は、記憶に残り、商品を見るたび使うたび、購入した時の高揚感を思い出します。
-
あなたの展望、もしくは丸の内エリアの接客で今後求められると思われることについて、あなたの考えを教えてください。
私にしかできない接客で、お客様に期待以上の満足感と幸福感を感じていただくことです。
ブランドのファンを増やすことはもちろん、私自身のファンを作り、私がいる売り場を笑顔と活気にあふれる幸せな空間にしたいです。
オンラインやAIなど様々な進化とともに生きるこの時代に、ヒトとヒトだからこそ生み出せるものは何か考え、接客の楽しさや大切さを周りのスタッフにも伝えられるよう、より精進します。
-
-
山﨑 泰樹さん
国際ビル1F
ワインショップ・エノテカ 丸の内店-
自店の好きなところはなんですか?
綺麗に陳列された店内と豊富な厳選されたワイン、一番は親しみやすいスタッフ達です!ワインに囲まれながら、プロと一緒に心行くまでワインの世界に浸ることが出来ます。
-
ロールプレイングコンテストに出場したきっかけはなんですか?
自分の接客に自信がなく、今何が自分に必要なのかを確かめるために出場を決意しました。また、後輩育成のためにも、自分の接客を見直し、良い指導が出来る先輩になるためです。
-
ロールプレイングコンテスト出場(受賞)の感想について教えてください。
人生初の接客大会だったので、今年一番緊張しました。また自分の接客にこの時は自信がなく、演技が終わった後、家でシャワーを浴びながら振り返りをしましたが、うまくいかなかったことがどんどん思い出されて、接客の難しさを痛感しました。ですが、優勝発表の際に自分の名前が呼ばれて、「まさか自分が?!」と最初は信じられませんでした。その後、審査員の方や同僚からフィードバックをもらい、自分の接客は良いところもたくさんあるんだと、とても自信が湧きました。その日から毎日接客がとても楽しいと思えるようになりました。
-
自分が受けた心に残る接客を教えてください。
とあるカフェに来店した際に、そこまで店員の方とは会話はしなかったのですが、2回目の来店の際に私の顔を覚えていてくれて、「またご来店いただきありがとうございます。」と声をかけてくださいました。それだけでもとても嬉しく、そのあと何度も通いましたが、そのお店で使っている食器がとても気に入っていると話すと、私のために1つその食器を取り寄せてくれました。1人のためにそこまでできる、暖かい接客がとても心に残っています。
-
あなたの展望、もしくは丸の内エリアの接客で今後求められると思われることについて、あなたの考えを教えてください。
丸の内は周りのエリアとは違って、優雅でゆっくりとした美しい時間が流れています。丸の内にしかない、ゆったりとした時間、新しい出会いや体験が出来るような、ゆったりとお買物が出来る店内づくりと、お客様のペースに寄り添った丁寧で、親しみやすい接客スキルが求められると思います。
-
-
天沼 和香さん
二重橋スクエア2F
Morton’s The Steakhouse Marunouchi-
どのようなお店(ブランド)でしょうか?
1978年アメリカのシカゴで創業した熟成肉を味わえるステーキハウスです。
アメリカを中心に全世界に約70店舗あり、日本では丸の内店のみです。 -
自店の好きなところはなんですか?
店内がガラス張りで明るく解放的で、今の時期は夜になるとイルミネーションがとても綺麗に見えます。モートンズの本店シカゴはお店が地下なので、窓のある丸の内店は日本らしく四季を感じられるところが好きです。
あとは、スタッフの仲が良いところですね!
仕事終わりに飲みに行ったり、今年のビルの休業日には屋形船でご飯を食べに行きました! -
丸の内ならではの接客エピソードについて教えてください。
丸の内ならではというより、Morton’sならではかもしれないのですが、特別な日や記念日にご利用いただくことが多く、『誕生日はMorton’sでお祝いする』と決めてくださっているお客様が多いです。
毎年予約してくださってご家族でご来店されます。
お子様の場合は、年々成長された姿が見られて嬉しいですし、大人のお客様だと「もう一年経ったんですね」など会話が弾み、楽しい時間を過ごしています。 -
これから学んでみたいことはなんですか?
外国のお客様が多いですし、色んな国籍のスタッフがいるので、コミュニケーションが取れるよう英語の勉強を頑張りたいです。
-
あなたの展望、もしくは丸の内エリアの接客で今後求められると思われることについて、あなたの考えを教えてください。
丸の内はビジネス街でもあるので、平日は接待のご利用が多いですし、土日はファミリー層で賑わいます。どんな客層にも合わせられるように接客の引き出しを沢山持ち、お客様に合ったサービスを心掛けていきたいです。
そして、またMorton’sに行きたいと思っていただけるよう、美味しい料理と質の高いサービスを提供したいです。
-
-
中島 弘子さん
丸ビル1F
デ・プレ丸の内-
自店の好きなところはなんですか?
ガラス張りの開放的な空間に、たくさんのインポートやオリジナルのウェアや雑貨やきれいにレイアウトされているところ。またパリのメトロをイメージした什器があったり、随所にパリを感じられるところが好きです。
-
ロールプレイングコンテストに出場したきっかけはなんですか?
初めて出場したのは4年前、育休明けで新しいことに挑戦したいと思い出場しました。
ロールプレイングコンテストは比較的若いスタッフが出場することも多いですが、以前販売歴の長いスタッフが出ているのを見て、とても感銘を受け、自分もチャレンジしてみたいと思いました。
毎回、前年の自分の接客を上回りたい、接客・会話を楽しみたい、仕事をしている自分を子供に見てもらいたい、という目的を持ちながら出場しております。 -
ロールプレイングコンテスト出場(受賞)の感想について教えてください。
受賞することができ大変光栄に思っています。コンテストの時は、『もっとお客様のお話を伺うことができれば、もっとシーンの共有ができたら』と自分の中で反省点も多かったのですが、今後お店にご来店いただいたお客様に、より真摯に向き合いたいと思います。
今年は制限もなくなり、他の方の接客を見ることができて、丸の内エリアの皆さんの接客のレベルの高さを目の当たりにして大変刺激を受けました。 -
丸の内ならではの接客エピソードについて教えてください。
先日アメリカから出張にいらしているお客様を接客しました。日本の企業のエグゼクティブや会長と会議があるとのことで、日本ではどのような洋服がそのような目上の方に好印象に見られるのか、アクセサリーは付けても大丈夫かなど、色々な質問をしてくださいました。丸の内は様々なお客様がいらっしゃることを改めて感じ、また日本について自店を、また私を頼ってくださり、とても嬉しく思いました。もっと多様なニーズにお応えすることができるように勉強していきたいです。
-
あなたの展望、もしくは丸の内エリアの接客で今後求められると思われることについて、あなたの考えを教えてください。
丸の内は歴史もある立地ながら、新しいもので溢れているエリアで、何世代かの家族連れで来ている方を見るととても素敵だと思います。
自分の子供もセキュリティロボットを見にちょこちょこ遊びに来ているので、子供にも魅力的な街なのだと感じます。
三菱地所があげている、「人を想う力、街を想う力」というのは我々が考えているお店作りとも通じるところがあるので、お客様に寄り添い、次の世代に続く街づくりが求められると思います。
-
-
坂本 翔一さん
丸の内仲通りビル1F
ビームス プラス 丸の内-
丸の内店の特徴を教えてください。
都内2店舗のうち、当店はアメリカントラディショナルなスーツやジャケットスタイルが主軸となっております。
ビジネススタイルはもちろん、日常的にファッションを楽しんでいただけます。 -
自店の好きなところはなんですか?
カジュアルなテイストからドレッシーなスタイルまで幅広く提案出来るアイテムが揃っているところです。
あとは仲通り沿いのロケーションも気持ちが良いです。 -
ロールプレイングコンテストに出場したきっかけはなんですか?
ロールプレイングコンテストに初めて出場したのは5年前、当時はルミネ店舗に勤めていたのですが、人前に出ることが苦手だった自分を変えるために出場しました。
今では人前に出る肝っ玉が身に付きました。 -
ロールプレイングコンテスト出場(受賞)の感想について教えてください。
昨年に引き続き受賞することができ、とても嬉しいです。
欲を言えば優勝したかったというのが正直なところですが、今回同日に入賞したビームス ハウスの井口さん、そして自店のメンバーとロールプレイングコンテストに向けて練習した時間は貴重でした。
改めて自身の接客を振り返ることが出来ましたし、新たな課題に向けてチャレンジするのは楽しかったです! -
あなたの展望、もしくは丸の内エリアの接客で今後求められると思われることについて、あなたの考えを教えてください。
ベースとして商品知識が頭の中に叩き込まれていること、それに加えて丸の内という特別な場所でのお買物を楽しんでいただけるような提案力だと思います。
-
-
岡村 沙織さん
新丸ビル3F
Blondoll-
どのようなお店(ブランド)でしょうか?
新丸ビルがOPENした時から丸の内にあるレッグウェアブランドです。大人の女性にもお履きいただけるよう、デザインや質感にもこだわったBlondoll直営店一号店でございます。
ソックス、タイツ、レギンスなどを扱っており、洋服や靴を買ったお客様が立ち寄ってくださいます。コーディネートの仕上げにピッタリなアイテムがたくさんある、細部にこそセンスを出せるブランドです。 -
丸の内店の特徴を教えてください。
上質でかわいいアイテムを求め日本全国からお客様がいらっしゃいます。
最近ですと、海外の方にもデザインもののソックスが大変人気で、お土産ニーズにも選んでいただいております。顧客様は丸の内の雰囲気が大好きな方が多く、お散歩がてら立ち寄ってくださる方が居るのも特徴です。
ファッションだけではなく、プライベートも充実している優雅なお客様も多く、お話を聞けるのがとても楽しいです。また、ターミナル駅なので同郷の東北からいらっしゃる方が多いのも嬉しい限りです。 -
自店の好きなところはなんですか?
16年前入社を決意した理由は、ソックスやタイツは大人になってもずっと好きでいられると思ったからです。年齢と共に好きなものやスタイリングは変わっていきますが、ファッションと切っても切れない関係がレッグアイテムです。
シーズンごとに色んなデザインが入荷し、時代と共に進化するアイテムが充実しているところ、そしていつもトキメキをくれる商品が揃っているBlondollが私は大好きです。
うちのスタッフは全員、引き出しが間もなく爆発するんじゃないかというくらいソックスやタイツをたくさん持っているので、同じ気持ちで集まったスタッフの事も大好きです。 -
ロールプレイングコンテストに出場したきっかけはなんですか?
出場したきっかけは、自分の人生をより楽しくする為です。
本年もたくさんのお客様に応援していただきました。毎年コンテストに関心をお持ちの顧客様も増えていて「いつも勇気を貰っているよ」「私もお仕事頑張ろうと思える」「岡村さんの接客が大好き」など涙が出るほど嬉しいお言葉を沢山の方から頂戴しました。
会社のインスタでは、今回のコンテスト結果をストーリーズにUPした時、過去最高のいいねが送られてきたとプレスの方に教えてもらいました。応援してくださる皆さまにこの場をお借りしてお礼を伝えたいです。おかげさまで、今年も無事チャレンジし、新しい経験をする事が出来ました。 -
ロールプレイングコンテスト出場(受賞)の感想について教えてください。
今年で5つ目のトロフィーをいただきました。丸の内のトロフィーは本当に綺麗で、朝日が差し込むとクリスタルトロフィーがキラキラ輝いて私のお部屋を照らしてくれます。
今までは、もっとこうすれば良かったな、と競技後、毎年一人反省会をしていましたが、今年は思いっきり私らしさを出して楽しもうと決めていました。なので、終わった後「本当によく頑張ったなぁ」と初めて自分の事を褒める事が出来ました。結果は3位でしたが、過去の3位とは心持ちが全く違い、同じ順位でも自分の気持ちが変わっていたことに気付けた体験が一番嬉しかったです。
-
-
井口 壱晟さん
丸ビル1F
ビームス ハウス-
自店の好きなところはなんですか?
やはり、スタッフの個性でしょうか。
キャラクター・スタイル・趣味嗜好など、様々な分野に秀でているスタッフが多いです。
これは店舗だけでなく、ビームスという会社全体で言えることかもしれません。 -
ロールプレイングコンテスト出場(受賞)の感想について教えてください。
昨年のリベンジ…が出来たような出来なかったような。笑
準優勝は非常にありがたいことですが、やはり優勝を目指したいです。 -
自分が受けた心に残る接客を教えてください。
一流、高級、というものではなく、自分の馴染みの焼き鳥屋さん。
味もさることながら、常連と一見様への細かく質の高い気配り。
目に見える差がある、優劣をつけるではなく、わかるかわからないかの絶妙なバランスで、落ち着いた雰囲気で居心地良く過ごさせてくれる。プロとしてのプライドと技量を、いつも感じさせていただいています。 -
これから学んでみたいことはなんですか?
販売員として、よりステップアップしていけるように学び続けていきたいと思います。
また、インバウンド需要も戻ってきておりますので、接客用語的な語学に関しても学べたらと考えています。 -
あなたの展望、もしくは丸の内エリアの接客で今後求められると思われることについて、あなたの考えを教えてください。
丸の内を代表するような、ビームスを代表するような販売員になっていけるように頑張っていきたいと思います。
-
丸の内、有楽町、大手町エリアの様々なPR活動など今後の活動報告をお楽しみに♪